お金の話で重要なことは、ひとつは学費、そしてもう一つは就職してからどれだけ稼げるか、です。
収入が低い分野では、高い学費を払っても元が取れない、ということになってしまいます。
その面では、ITは非常に恵まれている分野です。下の表は、厚生労働省が2019年に発表した業種ごとの初任給データです。同じ業種であっても学歴により異なり、大卒の方が学歴の高さと年齢の高さの2つの理由で高くなります。
このデータを見ると、IT分野が含まれる「情報通信業」は、大卒・高専・短大卒で1番初任給が高くなっています。2年制専門学校卒の初任給は短大卒と同じ、3年制であれば1万円程度高くなります。
給与が高いIT分野は、学費をかけて学んだとしても、「元をとりやすい」分野なのです。