日本国際工科専門学校

〒270-0034
千葉県松戸市新松戸4-2-1

教育Q&A Q&A

IT専門課程

教育Q&A

日本国際工科専門学校の教育目標は何でしょうか?

IT専門家として社会を支える人物を育成することです。そのため、IT分野の専門性を習得すること、社会・組織に属して活動するための意識を高めることを重視します。

現在、卒業後の進路は多様化しフリーで活動することも可能になっていますが、本校では卒業後に一度は企業・組織に所属することを推奨し、そのための指導(就職指導)も重視しています。

情報処理を学びたいのですが、高校時代は数学や英語が苦手でした。

大丈夫でしょうか?

情報処理には確かに数学や英語の知識が必要となってきます。

しかし公式や英単語を暗記することが重要なのではなく、考え方を理解することが重要です。

理解のポイントは授業で指導します。もう一度、学習に取り組みましょう。学ぼうとする意欲は必要です。

将来事務職への就職を希望しています。どの学科が良いでしょうか?

人手不足の状況下ですが、事務職の求人倍率は0.3倍程度です。これはコンピュータ化により省力化が進められてきた結果であり、今はAIによる自動化がさらに進められています。

これからの事務職は、ITシステムを導入したり、AIを教育することが仕事になるでしょう。

本校のオフィスIT専攻は、ITを活用することでビジネスを変えていく人材を育てる新しい分野です。こちらをおすすめします。

留学生は多く在籍しているのでしょうか?

日本に学ぶ留学生は増加しており、教育の多様性を高める重要な存在です。

一方、IT専門課程(高度情報処理科・情報処理科)の授業は高等教育レベルの日本語により実施します。情報処理技術者試験に合格するためにも、ハイレベルな日本語力が必要です。教育水準や資格合格実績を維持するため、留学生に対しては高い日本語力(N1程度)と学力を選考基準としています。母国で大学を卒業した後で日本に留学している学生が多くなっています。

 

2023年度の高度情報処理科・情報処理科における留学生比率は在籍者の5%です。

 

本校は、留学生が学びやすい学科としてIT専門課程2学科とは別に「ビジネススペシャリスト科」を設置しています。IT専門課程とビジネススペシャリスト科は教員組織・カリキュラム・クラスを別にしており、キャンパス・校舎も別です。

→ ビジネススペシャリストのページはこちらです

アルバイトをすることは可能ですか?

経済的な事情からアルバイトをしなければならない学生も在学していますし、社会性を身につけるためにも役立つことです。

しかし、授業よりアルバイトが優先され、結果的に成績や就職に悪影響が出るようでは本末転倒です。

そのため本校では、平日の9時から17時までは授業を優先とし、アルバイトは原則禁止としています。

また、深夜アルバイトも、翌日に授業がある日は禁止としています。

節度のあるアルバイトを心がけて下さい。

保護者はどのようなことを意識すればよいでしょうか?

保護者の方には、家庭で規則正しい生活を送るように指導していただきたいと考えています。

学校で充分な学習時間を確保しているので、学習面の指導は特に必要ありません。

自宅にコンピュータは必要でしょうか?

はい、日常的に使っていないとスキルが上達しません。また、スマートフォンではなく、パーソナルコンピュータが必要です。

 

2022年度の入学生から、自宅IT環境の用意をお願いしています。詳細は募集要項をご参照ください。

大学と比べると、専門学校を卒業することは簡単でしょうか?

いいえ、専門学校は卒業が大変な学校種です。

 

専門学校は実習が多く、出席が重視されます。課題も多く、時間や期限を守り行動すること、つまり社会人に求められる事が学生時代に出来ていないと卒業はできません。

 

また、大学に比べても、専門学校生には「専門分野においては大学生に負けない」ことが求められます。就職活動は大学生と同じ枠です。専門性で負けないことが求められます。

 

ですから、専門学校は(本校に限らず)「大変な学校」です。しかし、それだけの成果が得られる学校でもありますし、個々の学生を支援する体制も整っています。

IT分野は、コンピュータが得意なら向いていますか?

いいえ、コンピュータが得意な「だけ」では、IT専門家にはなれません。

 

ITの仕事の本質は「サービス業」です。つまり「顧客」が居て、その希望を聞いてIT機能を提供することが仕事です。ですから、顧客とのコミュニケーション、特に専門能力に基づいたコミュニケーション能力が必須です。

 

もちろん、コミュニケーションを必要とせずに職業として成り立たせている人も居ます。いわば「作品」を提供するスタイルですが、残念ながらそのスタイルで成立するためには極めて高度な能力か人と異なるセンスが必要であり、ごく少数の人だけができることです。一般的な「企業に勤めるIT専門家」には、コミュニケーション能力は必須です。

AIが進化したりプログラミング教育が導入されるなど、ITがますます注目されています。これからは全員がITを学ぶ必要があるのでしょうか?

全員が学ぶ必要があることは「ITの使い方」です。例えばスマートフォンやPCの使い方に慣れること、いろいろなアプリやシステムを活用して仕事の生産性を上げること、これらは全員が学ぶ必要のあることです。

 

しかし、専門学校でITを学ぶということは、「ITの専門家となること」つまり「他者に能力を提供することで対価を得る」ようになることです。「全員が学ぶこと」とは、必要な知識・スキルのレベルが明らかに違います。この違いを意識せずに進学するとミスマッチとなるかもしれませんのでご注意ください。