日本国際工科専門学校

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ITはなぜ重要なのか

ITとは何でしょう?なぜ重要なのでしょうか?

ITとは何でしょうか?

情報とは何でしょうか

情報(Information)とは、「お知らせ(news)」のことです。

何らかの出来事が起きたとき、その価値によっては他者に伝えたくなります。その価値を「情報量」と考えます。

例えばゲームでレアなカードが出たとき、他の人に伝えたくなります。その伝える価値が情報量であり、伝える内容が情報です。

IT(Information Technology)とは、情報を伝える技術のこと

例えば「文字」と「紙」という技術を使えば、言葉を記録し、多くの人に伝えたり後の時代に遺すことが出来るようになります。

音を伝えるためには、電話やレコードが発明されました。

インターネットは、デジタル化された情報を世界中のコンピュータに伝える技術です。

このように、情報を伝えるためには、何か技術が必要です。その技術がITです。

ITが進歩すると、情報をより早く、より多くの人に、非同期的(同時でなくてもよい)に伝えることが可能になります。

情報交換で社会をつくる

人間は、社会や組織を作り、共同作業を行います。そのときに使うものが情報です。

人間だけではありません。生物も機械も、みな情報のやりとりをしながら活動しているのです。また、情報のやりとりが可能であれば生物と機械の違いは無いと言えます。これをサイバネティクス理論といいます。本校の英語名はこの理論名に由来しています。

情報のやりとりをしている点では同じ

IT分野でコンピュータについて学ぶのはなぜ?

IT=コンピュータ、と思われがちです。

それは、「今の技術では、デジタル情報を最も上手に扱える道具がコンピュータ」だからです。将来はコンピュータ以外の道具に代わるかも知れませんが、いまのところはその兆候はありません。

「コンピュータを学ぶ」ことが目的ではなく、「情報の伝え方を学ぶ」ことが目的であり、コンピュータを学ぶことはその手段です。

ITが進歩するとどうなるのか

ここからは、情報を伝える技術=ITが進歩すると何が起きるのかを説明します。

ITが進歩すると: プロセスが変化する

プロセス(process)とは、物事を行うときの方法・手順のことです。


多人数で何かをするのであれば、ここでも情報のやりとりが重要になります。


ITを活用すると情報の扱い方・流れ方が変わるので、結果としてプロセスが変化します。
例えば企業では、「仕事の進め方」が変わっていきます。これが「DX」と呼ばれている考え方です。

ITが進歩すると: 社会が変化する

ITが進歩すると、組織や社会の内部で情報交換が簡単になります。

 

インターネットが登場するまでは、組織のメンバー全員に情報を届けることは大変でした。そのため、階層型の組織にして、情報をトップに集め、その判断を下に伝える組織の形にしていました。

 

しかし、今ではいろいろなネットアプリを使うことで、リアルタイムの情報共有が簡単にできます。そこでネットワーク型組織と呼ばれる、階層的では無い組織を作ることが可能になりました。

 

このように、ITが進歩すると、「組織」や「社会」の形が変化します。

 

ITは、「組織」や「社会」を支えるとともに、その形を変えていく役割を持っているのです。

ITが進歩すると: 私達への影響は?

ITが進歩すると、社会や組織の形が変わります。私達にはどのような影響があるでしょうか。

 

ITの進歩により、従来の「階層型組織」だけでなく、「ネットワーク型組織」も実現可能になりました。この2つの組織では、メンバーに求められる資質が異なっています。

 

階層型組織: 情報の報告と実行を正確に行う人が必要

ネットワーク型組織: 情報を自分で分析して行動する人が必要

 

この違いは、知識やスキルというよりも、「考え方」や「方向性」の違いと言えます。

 

つまり、私達は自分がどちらのスタイルに向いているかを判断し、より合っている方を選ぶ必要があるのです。どちらかに決めておくことも可能ですし、また人生の中で変化させていくことも可能でしょう。

 

ITはなぜ重要なのでしょうか?

では、ITがなぜ重要なのかを考えてみましょう。それは、社会や組織の形を変える力があるから、つまり

 

ITは世界を変える技術だから

 

です。

 

ITの進化とは新しい情報の伝え方を創り出すことで、世界を変えることです。

まとめ

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